Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~は
過去のライブ映像、昨年の世界遺産ライブ、昨年の秋冬アコースティックツアー、
そして今年の1/23の武道館のライブと、ライブシーンが多いので
映画館の大きなスクリーンと映画館のいい音響で観るのが楽しいと思います!優里です。
特に世界遺産ライブの五重の塔とKalafinaのところは大きいスクリーンで観るのがいいし、
秋冬アコースティックツアーの富山公演のシーンはグッとくる選曲だし、
武道館ライブはあの日の興奮が蘇って立って腕を振りたくなってしまいました(笑)
応援上映みたいなのあったら行きたい。
もしくは10周年武道館ライブのブルーレイが出たときに映画館で観たい。
18時半からの上映の舞台挨拶のレポです。
司会は冨田明宏さん。この回は映画上映前の舞台挨拶でした。
最初の7分くらいはメディアで動画がアップされてるのでそちらを参照してます。
登場したときにバミられてた位置よりも寄っちゃって冨田さんにツッコまれる3人(笑)
冨田「ご挨拶をお願いしたいと思います。Wakanaさんからお願いします。」
Wakana「初日舞台挨拶ということでKalafinaもやってまいりました。
この大きなスクリーンでこれからご覧になるということで
たぶん皆さんも楽しみ、ワクワクされてるんじゃないかなと思います。
羨ましい! 観たいです(笑)
ぜひ最後まで楽しんで観ていってください。Wakanaです。よろしくお願いします。」
冨田「Keikoさんお願いします。」
Keiko「映画、撮影していただいているときからですね、
3人でこの日をすごく楽しみにしていました。
皆さんにどんな風に映るんだろうなってすごくドキドキもしているんですけども、
私たちも出来上がったのを見せていただいて自分たちの10年を感じれて、
いい作品を作っていただけたなと思ってすごい感動したので、
今日は皆さんにも存分に楽しんでいただけたらなと思っております。
よろしくお願いします。Keikoです。」
冨田「Hikaruさんお願いします。」
Hikaru「はい。平日にもかかわらず今日はあっ、足をお運びいただきありがとうございます。
噛んじゃった(笑)
舞台挨拶ってなかなかする機会がないのでとても緊張しています。
カメラ、もいるしね。緊張しておりますが、精一杯しゃべりたいと思います。
よろしくお願いします、Hikaruです。」
冨田「実はここTOHOシネマズ日比谷は昨日からオープンしたんですよ。
プレミアムシアターというだけあって大変スクリーンも大きくこのステージも大きくですね」
Wakana「ゴージャスですよね」
冨田「映画館とは思えないような環境だなと思っていますけども」
Keiko「奥行き」
Wakana「ここで縄跳びができるぐらい!」
冨田「縄跳び?!」
Wakana「こうやって」
冨田「大縄跳びってこと?」
Wakana「はい、そうです。長めの」
Keiko「できる! ダブルダッチ」
Wakana「それちょっとできないけど、練習しなくちゃいけないけど、それぐらい広い(笑)
20人ぐらいでできる」
冨田「ダブルダッチできるぐらいの広さってなかなか伝わりにくいと思うんですけど」
Keiko「すみません、ごめんなさい。カットで(笑)」
冨田「初のドキュメンタリー作品ということで、Kalafinaが映画化されるってよって
聞いたとき、どんな感想を持ったかなっていうのを聞いていきたいんですけども」
Wakana「そうですね、初めて聞いたときは驚きました。
3人で『映画?!』っていう気持ちでしたね。
DVDだったりブルーレイで映像発売とかではなくて
上映していただけるっていうのはすごく驚きました。
でも、私自身も、私たちKalafinaの姿、バンドさんやスタッフさん、
そしてお客様含め、私たちの音楽世界を自分が体感できるんだって思ったら
すごく楽しみになって、おもしろそう!って思いましたね。」
冨田「まさにこれからご覧いただく皆様、まるでその場にいるように
Kalafinaのいろんな部分が垣間見える映画になっておりますね。
Keikoさんはいかがでしたか?」
Keiko「ドキュメンタリーって聞いたときに、
頭でイコール密着っていう風になっちゃって、やだなーって」
冨田「素直ー(笑)」
Keiko「思った。思いました。ちょっとこう、完全体の私たちの
ステージのオンWakana、オンKeiko、オンHikaruでありたいのに
完全にオフを撮られるようなシーンもあるんですよ」
冨田「すごい多かったですよ」
Keiko「でしょう?! ほんとうに、途中諦めましたけど、
初めは、ちょっと遠くを、遠回りをしながらスタジオに入ったりとか、カメラを避けて、
わーちゃんとひーちゃんに任した!みたいな感じで私は避けてましたね。
それぐらいちょっと苦手でした(苦笑)」
冨田「そのうちだんだんと皆さんの素がどんどんどんどんと出てくるんですけど
慣れてきたりとかっていうことなんですかね?」
Keiko「そうなんです。途中から、Wakaちゃんと話してたんですけど、
カメラマンさんの持つカメラが大きなカバンに見えるみたいな。ほいっみたいな」
冨田「なかなかそういう持ちかたしてる人いないと思うんですけど(笑)」
Keiko「なるんです! よいしょと。あるんです!
その瞬間に自分たちに馴染んだなっていう。
ま、ひーちゃんは最後まで緊張してたっていう」
冨田「そんなHikaruさんはどうでしたか?」
Hikaru「そうですね、緊張で胃が痛かったですね。
映画ってこの大スクリーンで観るわけじゃないですか。
だからアップがドアップなわけじゃないですか。
顔の、なんか、ちょっとしたネタバレですけど、
すごいアップになったときに虫刺されみたいなのがあって、嘘?!と思って」
冨田「それ待っちゃうよ、みんな。そのシーン待っちゃうよ(笑)」
Hikaru「どこかは言わないけど、すごいドアップになったときに
『あれ? もしかして』みたいなところがあって、ちょっと恥ずかしかった。
そういうことが起こりうるっていうことを予測して、
すごく胃が痛かった。それが最初の印象です。」
冨田「でもだんだんと撮られ慣れてきたって感じでしたか?」
Hikaru「撮られ慣れてないですけど、諦めですよね、もう」
Wakana&Keiko「みんな!」
Hikaru「どうぞっていう」
冨田「3人とも打ち合わせのシーンであったりとかリハーサルのシーン、
ステージに臨むときっていうのはすごく真剣にその物事に集中しているから
ほんとうにカメラがないかのようにすごくいろんな自然な言葉であったりとか
少し厳しい言葉であったりとかが
飛び交ったりするのも実は見どころだったのかなって思うんですけど」
ここからはメモのみで、ざっくりしかメモしきれてないから雰囲気で読んでくださいね。
冨田「映画には1/23の武道館の公演の様子も収録されていますが
あの日はどんな気持ちで迎えたんですか?」
Wakana「私たちにとっては3回目の武道館でのワンマンライブだったんですけど、
初めてのときはRed dayとBlue dayの2デイズ、次も2デイズで
あの日は1公演だったんですけど、前日のリハーサルが1日目という気持ちで、
温かい気持ちで迎えられましたね。外はものすごい雪だったけど(笑)」
Keiko「それまでは実質3デイズの気持ちだったって感じだよね。
2017年のときに10周年をどう迎えたいか、話し合いながらライブをしてたんです。
上半期はバンドスタイルで、世界遺産から始まる下半期はアコースティックスタイルで、
両方、Kalafinaのライブの軸にしたいというのがいつしか目標になって、
それを融合させた武道館にしたい、皆さんからリクエストいただいた曲も
その日限りのアレンジでお届けしたいと思って、
1曲1曲歌い終わるごとにありがとうございますってなってました。
歌い終わって2人を見ると同じ表情になってた」」
Hikaru「後奏でチラッと見ちゃうよね」
Keiko「私は2人ともよく見えるの、(立ち位置の形が)逆Vだから。
Wakanaは右を見るから右目が発達してて、Hikaruは左目が発達してる」
Wakana「Keikoは真ん中だから両目が発達してる。
全部見えるんですよ、このステージぐらい。ほんとだから!」
Keiko「映画では恥ずかしいぐらいそのままを観ていただいてるよね」
冨田「世界遺産ライブの様子もありますが、やっぱり普段と違いますか?」
Keiko「神様、仏様、人のエネルギーが宿ってる場所で音楽を届けるので神聖な気持ちで」
Hikaru「清らかな気持ちでステージに立ったし、ステージも神聖な、なんだっけ…
(手で山の形を描きながら思い出そうとする)結界!
結界がはられてるような、いるだけで気持ちが真っ白になって歌えたので
歌に全部心を込めた4日間でしたね。」
冨田「(客席に)日光行った人?」
挙手する客席
冨田「あの日、寒かったですね…。(客席に)興福寺行った人?」
挙手する客席
冨田「今日は精鋭が揃ってますね」
Keiko「心強いです」
冨田「それぞれ地元でも撮影してましたけど、それはどうでしたか?」
Wakana「私は福岡の天神に行ったんですけど、
普段お買い物しに行ったり、祖父母の家があるので遊びに行ったり、
ウエストのうどんを食べに行ったり、ウエスト!(強調) ウエスト出ないけど(笑)
普段と同じ気持ちで撮影できました。」
Keiko「初めて好きなものとして歌うことが見つけられた場所なので、
お店とかは変わっちゃってたけど、
そのとき思ったことがここまで続けられてるんだなと
ふと思い出すロケをさせていただきました。」
Hikaru「富山の、始まりに景色が映るんですけど、わぁ!って思った。
山と、街と、新幹線が通ってて。住んでても引きで見ることってないじゃないですか。
今の富山を見てる感じがして。その後、行った場所が昔を思い出す場所で。
クリスマスライブの富山公演の朝にロケしたんですよ。
そのライブの模様も流れた、予告でも流れてたんですけど、
Hikaruが涙してしまったのもバッチリ収まってます。
ステージでなくことって無いから恥ずかしいんですけど(笑)
ほんとはカットしてほしかったけど、10周年だからいいかなって思いとどまりました。」
冨田「映像を通して10年を振り返ってみてどうですか?」
Wakana「10年って聞くと長いですけど、
でも私たちにとっての10年はライブ、歌を届けてきたと言えると思います。
初めはライブをしないアーティストとして始めて、2年目からライブをするようになって
あのときの私たちに『10周年は武道館でライブをするんだよ』って言ったら
3人とも気絶すると思う!(笑)
皆さんと歩んでこれた10年でした。気づいたら10年経ってたという感じですね。」
Keiko「感動しました。1つのことを10年続けるのは難しいですよって
インタビューでいろんなかたに言っていただいて、
振り返るとたくさん歌ったなって思います。
1人だからできることがあるとは思いますけど、
まったく違う3人が一緒に歌うのは未知で、
いろんな目標に向かって3人で活動してきたから
楽しいときは3倍ってほんとうなんだなって体感した10年、だ!」
Hikaru「10年前の自分には考えられない自分になってます。
緊張しててもこれだけしゃべれてるし!(笑)
人って10年あると変わるんだなって、妹がいるんで人を見て思うことはあるけど、
自分がそれを体感できてるのが貴重だなって思います。」
ここでマスコミ向け写真撮影タイム。
映画のパネルを持って3人が各社のカメラマンのほうを向いたり
「キュキュキュキュ」って言いながらちょっとずつ動いたり
手を振ってって言われて「やっほー!」って言いながら手を振ったりしててかわいかった!
冨田「10年やっててもこうやってまだまだ初めてやることもあるんですね(笑)」
Keiko「新鮮でした、高速の手ふり(笑)」
Wakana「作品の舞台挨拶はありますけど、自分たちのは初めてですからね」
冨田「ではここで改めて映画のPRを」
Wakana「私たちの10年を詰め込んでもらった作品になっています。
撮っていただいたのは半年ですが、10年は皆さんとともにあったと、
3人だけじゃなくてたくさんんお人に支えてもらってきたんだなって。
皆さんにとっても10年のフィルムになっていたら嬉しいです。」
Keiko「いつもは歌でお届けする私たちですけど、
今回は10年の軌跡をフィルムで描いていただきました。
今日の空気感もライブみたいで不思議なんですけど、
でも私たちのライブはいつもこうだなって思ってあったかい気持ちになりました。
ぜひ楽しんで観てください。ありがとうございました。」
Hikaru「皆さん、これから観るんですよね。ネタバレに気をつけて話します。
自分たちがステージに立ってる姿も、素の姿も、3人のルーツも収めていただいて
詰め込めるもの全部詰め込んだフィルムになってると思います。
きっとご覧になった1人1人、感想はみんな違うと思うけど、それで正解だと思う。
楽しんで観ていただいて、感想を熱弁していただいて、
周りの人に『一緒に行こうよ』とか『行ってみたら』と勧めてもらって
たくさんの人に観ていただきたいと思います。
2週間しかやらないので、またここで観てほしいと思います。
ありがとうございました。」
という感じでした。舞台挨拶の時間は30分くらいでした。
過去のライブ映像があり、世界遺産ライブの映像があり、
2017年秋冬の"+ONE" with Stringsの映像があり、2017年クリスマスライブの映像があり、
2018年の1/23の武道館の映像がある映画なので、
同じバンドスタイルでも過去のライブと比較して観れたり、
バンドスタイルとアコースティックスタイルを比較して観れたり、
それが融合した武道館ライブを観れたり、ライブシーンが見応えがありました。
特に、世界遺産ライブの映像は映画館の大きいスクリーンで観てほしいです。
それと、10周年の武道館ライブに向けての裏側もいつも以上に見せてくれていて
こうやってKalafinaのライブができあがっていくんだなぁと思うとグッときました。
これを観たうえで、10周年ライブのライブブルーレイを観たいので早く出してほしい(真剣
個人的には、初めて予告を見たときからずっと2017年秋冬ツアーの富山の様子がある!と
興奮していたので、あのシーンのためにもうちょっと映画館に足を運びたいと思います。