2014年7月16日の「遠藤淳のYou've Got a Radio!」(FM OSAKA)で放送された
Kalafinaからのコメント第3回目を書き起こしました。
Hikaru「FM OSAKA『遠藤淳のYou've Got a Radio!』をお聴きのみなさん、こんばんは。Kalafinaの」
Wakana「Wakanaと!」
Keiko「Keikoと」
Hikaru「Hikaruです。」
Hikaru「本日7/16、Kalafina初のベストアルバム『THE BEST ”Red”』と『THE BEST ”Blue”』が発売になりました!」
Wakana「いぇーい!(拍手)」
Keiko「ありがとうございます!」
Wakana&Hikaru「ありがとうございます!」
Hikaru「それを記念した一つの企画として、FM OSAKAでは遠藤さんのYou've Got a Radio!の中で全6回にわたって『Kalafinaのベストな話』と題してお送りしています。」
Hikaru「2枚合わせて全30曲を収録しているのですが、今の時点でのKalafinaのベストだと言える選曲をしました! 今日のKalafinaのベストな話は、『THE BEST ”Red”』そして『THE BEST ”Blue”』、2枚のベストアルバムについてお話できたらと思います。」
Keiko「はい! まずタイトルなんですけれども、今回RedとBlue、つけさせていただきました。実はこの2枚、コンセプトはまったく同じに作らしていただきました。今まで6年半の間で、自分たちの音楽性ってすごく幅広く歌わしていただいてきたんですが、大きく分けるならば、情熱的なエネルギーを感じてもらえる曲たち、そして対照的に安らぎとかすごく癒やしを感じていただける曲たち、そういうものをエネルギッシュなものをRed、そして安らぎをBlueとして、色で例えてみたものをタイトルにまずつけてみました。」
Wakana「はい。」
Keiko「ですがですね、RedにはRedのものというわけではなくて、RedとBlue、それぞれにバランスよく選曲してみたので、ある意味、2枚で、私たちのベストアルバムという風に自分たちでは思っている、そんな内容になっておりますが。」
Wakana「はい。」
Keiko「自分たちでもね、この曲入れたかった、この曲が入ってよかったな、いろんな気持ちがありますが、その中でWakanaとHikaru的にこの曲は印象的だなとか、この曲は思い入れがこういうのがあるよっていう、1曲選ぶとしたら?」
Wakana「そうですね。やっぱり1曲1曲に対して思い入れはとてもあるし、改めてね、いろんな作品に関わらせていただいたっていうことを振り返るとてもいい機会にもなったんですが、もしあえて1曲選ぶとしたら、私たちKalafinaが生まれた楽曲ですね、Redに入っている『oblivious』という1曲です。」
Wakana「この楽曲は劇場版『空の境界』という作品の主題歌のために作っていただいた曲なんですが、この楽曲を歌うためにKalafinaは誕生しました。『oblivious』をね、改めてCDでこうやって聴くと、6年半前、そうかそんなに経つんだなっていう気持ちと、今でも色あせずに歌い続けていけるこの1曲をとても愛おしく思うし、梶浦由記さんの作る楽曲が、初めから最新の『heavenly blue』までずっとブレていない、そういう部分をすごく感じることができて、改めてこの1曲の重さを感じました。」
Keiko「うん。Hikaruはどう?」
Hikaru「HikaruはBlueの中に入っている『Magia』という、この楽曲を出すまでとはまた違ったテイストの楽曲を出せたかなっていうのはあって、それまでとはまったく違うダークな、ちょっと深い内容の楽曲だったので、聴いてくださるみなさんがどういう風に受け取ってくださるかっていうのはすごく考えたところもあったし。でも、自分で歌っていたり聴いていたりして、すごくパワーをもらえる曲だなと。この曲はすごく強い願いだったり思いを歌った曲で、なんだろう、葛藤していた時期に出したシングルだったので、背中を押してもらえた曲でもありました。あとはやっぱりこの『Magia』というタイトルを掲げて行なったツアーがあったんですけど、そのツアーで初めて、地元が富山なんですけど、凱旋公演を行なえたので」
Keiko「そうだったね!」
Hikaru「すごくすごく、はい、思い入れがあります。」
Keiko「そんなRedとBlueですが、今回、新曲も入れさせていただきました。Blueの方には昨日ね、この番組でもかけさせていただきましたが、『heavenly blue』という曲、入れさせていただきました。ざーっとBlueの曲を頭から聴いていただいて、なんだろう、新曲なのになんでこんなに馴染むんだろうって思うぐらい、自分たちのやってきた音楽の方向性っていうものがブレずにあるんだなっていうのをすごく実感させていただいた新曲になっています。ぜひ、楽しんでたくさんの方に聴いていただきたいなと思うんですが、今回のベストアルバム、まだまだこれだけではありません。」
Hikaru「はい。初回生産限定盤にはですね、ライブ映像を初収録しております。
Redには2013/1/23の5周年ライブの模様、そしてBlueの方には2014/1/26に行なったリスアニ!ライブ4の映像を収録しています。カメラワークによってですね、Kalafinaライブの世界観だったり、3人の表情だったり、お客さんへ向けてどんな風に伝えているかということが見えるものになっていると思いますので、そんなライブ映像もぜひ観ていただきたいと思っております。なのですがですね、生でもぜひ、体感していただきたいと思っております!」
Keiko「うん!」
Hikaru「なんと!」
Keiko「はい!」
Hikaru「あります!」
Wakana「いぇい!」
Hikaru「関西でもライブ!」
Keiko「やったぁ!」
Hikaru「10/18(土)グランキューブ大阪で行なわせていただきます。まさにベストなKalafinaを生でお見せしたいと思いますので、ぜひぜ、お越しください。」
Hikaru「ということで、Kalafinaのベストな話3日目でした。」
Hikaru「では、お別れに本日発売になりましたKalafinaの初のベストアルバム『THE BEST ”Red”』と『THE BEST ”Blue”』の中から、今日はRedに収録されているこの曲を聴いてください。Kalafinaで『ひかりふる』。明日も聴いてください。」
Kalafina「ばいばーい!」
♪ひかりふる